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果てしない道

12月に、「語学学習からの学び」という記事を投稿しました。

そこに、語学試験の準備や試験に向けて学習している最中に考えたことなどを「哲学的に」書かせていただきました。

 

↓過去記事は、こちらからお読みいただけます。

「語学試験」からの学び

日本語能力試験1級受験!という自分の経験から、語学学習に向けたマインドセットや効率的な学習とは!?についての、深い考察を記事にまとめました。(By Nick)

「哲学的に書いた」ということは、ここでは「まだ現実になっていない状態」だったらです。

しかし、先日1月24日に、試験の結果が出ました。
ですから、試験を受けた直後と同じように、結果をもらった後の考えも共有したいと思います。

 

試験の結果が出る時、多くの人が同じような思いを経験することと思います。僕も、もちろん同じでした。

 

「不合格かもしれない」、「絶対に不合格だと思う」という、悲観的な考えの隙間に「でも、合格できていたら嬉しいな」というわずかな希望の光が覗くような気持ちです。

 

「合格した可能性がある」ということは、「合格したかもしれない」と思わずにいられなくなるものです。頭が痛くなるほど、合格なのか・不合格なのか、と迷う考えが交錯しました。

 

でもその時、冷静になって「結果は結果だ」、と思い直しました。

 

「結果にかかわらず、これからも上達したい」という覚悟のような表現が、頭に入ってきました。

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不合格。

もちろん、ガッカリしました。

 

試験勉強の時間が無駄になってしまった、という気持ちや、先生、友達、家族にも失敗したことが明確になり、恥ずかしいという気持ちを感じました。

 

この反応は当然だと思います。人間ですものね。

 

もちろん、試験を受けたら合格したいですよね。しかし、それはただ一つの要素です。結果を詳しく読んで、そのことに気が付きました。

 

試験は三つの部分に分かれました。

 

1.言語知識 → 合格

 

漢字はこの試験の中で、1番自信のある部分でした。漢字が分かれば、知らない単語でもなんとなく推測することができます。

 

では、次・・・

 

2.読解 → 合格

 

あれ? これは前回受けた時はとても苦手な部分でした。前回と比べて、結構点数が上がりました。これは本当に良かったです。

 

では、聴解で不合格となったのでしょうか?

コロナ対策で、試験場は東京ビッグサイトのものすごく大きな「国際展示場」で行なったので、リスニング用のCDが響いてしまって、少し聞きづらかったのを覚えています。



3.聴解 → 合格

 

えええ??驚きです! 



三つ全ての部分で、合格していました!!

 

でも、結果は不合格。

どうしてでしょう??

 

この結果が教えてくれたこと

この試験は、合格のために二つの大事な条件があります。

 

1)言語知識、読解、聴解、3つ全ての部分で合格すること

2)全体的なスコアで合格すること

 

スコアが高くても、各部分に合格しなければ、不合格になります。
各部分で合格しても、合計のスコアが不足すれば、不合格になります。

 

だから、私は不合格だったのです。
各部分は合格しましたが、合計点数がまだ足りなかったのですね。

 

ある意味、これはもっと悔しいですね。ただの合格・不合格というより。。。。「惜しかった」という感覚があります。

 

でも、私はそうは思いません。
逆に嬉しいです。

 

僕は有名な英語の表現を思い出しました。

 

“Every cloud has a silver lining”
どんな暗い雲にも、希望の光が差し込む

 

この表現が含む本当の意味は、”Be Positive”です。

 

状況が良いか悪いかは、どうでも構いません。
1番大切なのはあなたの視点です。

 

もちろん、不合格になることは、ちょっとガッカリですよね。

 

でも、この試験の準備のおかげで僕の日本語の知識が深まりました。
合格に近い不合格のスコアは、合格から程遠いスコアより悔しいです。

 

でも、前回の試験では、各部分でも不合格でしたので、「一歩前進」したと言えます。

 

私にとって、日本語の学習は人生をかけた旅です。

 

この「日本語能力の試験」にやっと合格したら、次は漢字検定をやろうと思っていますので、急ぐことはありません。

日本語の勉強をすることは、資格を得るためにやっているわけではありません。



  • 新しい友達と、仲良くなるために。
  • 興味のある趣味や文化を学ぶために。
  • 面白い本や映画を、楽しむために。

 

そして、良い人生を送るために。

 

だから、去年僕がした「日本語能力試験」の準備は、結果は不合格でも無駄な時間ではありません。

 

その道を歩いたことによって、僕は間違いなく前進しました。

 

ただ、この道は果てしなく続いていく。

それだけのことなのです。

バイリングア・英会話クラブについて

 1月から発足したBylingua Conversation Club(バイリングア・英会話クラブ)のご案内です。
今月もぜひご参加ください!

↓前回は20名以上の方にご参加いただきました!

Bylingua Conversation Clubとは!
決められたテーマに沿って、クラブ参加者と英語で会話を行う「英会話練習クラブ」です。

開催日時: 毎週第3回水曜日 20:30〜21:30
*次回の開催日時とテーマは、お申し込みページからご確認ください。

開催場所:Zoom

費用:無料

参加資格:

・60分間くらいは、英語のみで会話のやり取りが出来るくらいの英語力をお持ちの方
・バイリングアのニュースレターの無料購読をお申し込みの方(まだの方のみ)

 

こんな方におすすめ!
・日常生活の中で、英語で話す機会がない!足りない!
・色々な人と、英語でコミュニケーションを取ることを楽しみたい
・英語で話すことを練習する場が欲しい
・以前は留学や海外生活をしていて英語を使っていたが、今では英語を使う機会がなくなってしまった

 

最後に・・・
この英会話クラブは、毎月参加することが義務であったり、バイリングアでレッスンを受けていなければならない、などの縛りもありません。 「英語を話す機会が欲しい!」「英語を話す練習がしたい!」との思いで参加してくださる方々と、50分くらいの間英語のみで会話出来るくらいの英語力さえあれば、どなたでも参加できます。

例えば、ご友人や知人の方をお誘いして、一緒に参加!というのもOKです!

ぜひ、参加してみたい!という方、開催日時が気になる方は、下記の申し込みボタンをクリックしてくださいね!

たくさんの方の参加をお待ちしております!

次回の英会話クラブでは、「過去の話」をテーマにしています。

過去のことを話す場合は、文法的には過去形を使いますね。
過去記事より、役に立ちそうな記事を取り上げてみましたので、参考にしてみてくださいね!

過去の出来事について話すときに使える3つの文法

日常会話でよく登場する、「過去」について話す時に使える、3つの文法をご紹介。最後には、理解度チェックが出来るミニクイズが付いています!(By Ai)

2月 13, 2022