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フィロソフィー

バイリングア・フィロソフィー

生徒を本当に上達させるバイリングアのアプローチ

「英語の勉強はしたけど、話せない!」というフラストレーションを抱える人が多いのは、多くの人が「英語が上達しない魔のループ」にハマっているからではないか、とバイリングアは考えています。

英語を実際に使ってみると、「不快な状況」に陥ることは避けられません。

ここで言う「不快な状態」とは、

・相手の英語が100%分からない
・読んでいる英語が100%分からない
・自分が英語で話そうとする時、正しい単語や文法がすぐに思いつかない
・頭の中では正しい文章が作れたのに、いざ咄嗟の場面で英語を使うと間違いだらけ
・相手の英語に対する応答のパターンはたくさん知っているのに、いざとなるといつも自分の英語はワンパターン

などです。

そして、この時

多くの人は「自分の英語のレベルが不十分だから、こうなるんだ。」と思ってしまいます。そして「もっと勉強しなきゃ!もっと復習しなきゃ!」と自分を追い詰めてしまいます。

でも実は、勉強や復習は解決策ではありません。

どんなに英語の知識レベルを上げても、このような状況はずっと消えません。
英語を第二外国語として学んでいる以上、その日出会うかもしれない英語の単語を全て知っておく、使うフレーズをスラスラ言えるように練習しておく、など不可能です。

つまり、この状況は、どんなに勉強しても消えることはないのです。

上達のために必要なのは、これらの「不快な状態」を自分の今の英語力でどう解決するのか、というスキルの習得なのです。

このスキルを習得し実践することで、下記のような「英語が上達する幸せなループ」に入ることができます。そして、自分の英語への上達の実感と自信を感じながら、英語を使うことが出来るようになります。

バイリングアの全てのコースは、このスキルを皆さんに習得してもらうことを念頭にデザインされています

そして、それは下記のようなバイリングア独自の上達の考え方に基づいています。

バイリングア独自の「上達」に対する考え方

よくある従来の考え方は、英語の上達は「時系列」で起こり、上達は学習者が持つ知識の量や、知識の難易度によって測定されるという考え方です。

レベル1の知識を身につけたら、レベル2。レベル2の知識を身につけたら、レベル3・・・

このように、時間を費やして身に付けた知識の量が増えるとレベルアップしていく、つまり、「上達していく」、という考え方です。

でも、実際そうではないことは、「長年英語学習を続けてきたのに、英語が話せない!」とフラストレーションを抱える人には明白ですよね。

この考え方が学校の英語教育や多くの英会話学校で採用されているのには、下記のような利点があるからだと考えられます。

  • ・上達を可視化しやすい
  • ・試験での評価がしやすい
  • ・集団レッスンの際に必要なレベル分けがしやすい

しかし、このような学習の結果がたどり着くのは、

「英語を長年勉強したのに、話せない!」

「英検2級は持ってるけど話せない」

「TOEIC 700取れたけど、会話は出来ない」

という現実。

これは、知識として身につけている英語と、スキルとして身に付けている英語にギャップが生じているからです。

「守」「破」「離」 ーshu・ha・riー

バイリングアでは、日本の伝統芸術や武道の習得ににおける修行の過程を示した「守破離」のコンセプトを英語学習に応用しています。

このコンセプトは、茶道や武道などのある「道」、つまりあるスキルの習得を極めるために学習者が通る段階(ステージ)を指しています。

そして、次のステージへの移動は、「ここから」、「これが出来たら」とはっきり分かれているわけではありません。それぞれのステージを行ったり来たりしながら、徐々に外側のステージにいくことが、そのスキルを極めるということです。

 

「上達」は、円の内側から外側へ

このコンセプトでの上達は、スムーズに時系列には起こりません。

バイリングアでは、英会話を下記の8つのスキルに分類しています。

そして、それぞれのスキルに対し「守」「破」「離」のステージがあり、それぞれのスキルで上のステージに上がることで上達する、と考えています。

つまり、内側から外側に向かってグルグルと円を描くように上達していくということです。

 

コミュニケーションはナマモノです。あるトピックの会話はスムーズに行えるが、別のトピックとなると会話に全くついていけない、というのは当然です。

仕事で毎日使う単語や会話ならなんとかこなせるものの、ネイティブの同僚と世間話は出来ない、というのは、まさにこれが原因です。

つまり、同じ人でも、学んでいる内容や会話のトピックにより英語力のステージは異るのです。だからこそ、この「守・破・離」のサイクルを繰り返していくことによって、英語力を全体的に伸ばしていくことが出来ます。

そして、最も重要なことは、それぞれのステージで、学習スタイルと先生の役割は変化すべきだということです。

各ステージにおける学習のテーマと先生の役割

英語の規則を「理解」するステージ

学習のテーマ=知識の習得とパターンによる練習

先生の役割=新しい知識や生徒の間違いを「教える」

このステージのゴールは、英語という言語の構造的な規則を理解することです。

そして、下記のような学習が適しています。

・文法構造の学習と理解
・特定の文法を使う場面の理解
・基礎的な単語を覚え、使えるようになる
・例文などを真似ながら、基本的な文章が作れるようになる

ここでの目標は「正確に使えるようになる」ことではなく、英語のルールを理解し、状況に適切な文法や単語を選んで「使ってみる」ことができるようになることです。

多くの学習者は、このステージをクリアしています。というのも、大半の日本の学校での英語学習はこのステージの学習だからです。

だからこそ、バイリングアでは「破」のステージの学習スタイルでレッスンを行うことで、生徒様に英語の上達を実感していただいてます。

英語を「操る」ステージ

学習のテーマ=「使う」→「間違える」→「学ぶ」

先生の役割=生徒が自ら学ぶことを「ガイドする」

このステージは、学習者にとって最も辛いステージだと思います。
しかし、上達のためには避けて通れないステージでもあります。
なぜならこのステージのゴールは、「不快な状態に慣れる」ことだからです。

冒頭でも述べたように、「不快な状態」とは、

・相手の英語が100%分からない
・読んでいる英語が100%分からない
・自分が英語で話そうとする時、正しい単語や文法がすぐに思いつかない
・頭の中では正しい文章が作れたのに、いざ咄嗟の場面で英語を使うと間違いだらけ
・相手の英語に対する応答のパターンはたくさん知っているのに、いざとなるといつも自分の英語はワンパターン

などです。

そして、上達には、これらの「不快な状態」を自分の今の英語力でどう解決するのか、というスキルの習得が必要です。

では、どうやってそのスキルを習得するのでしょうか?

それは、実践練習をしながら、それぞれの問題1つ1つを解決していく戦略を身に付けていくことで習得していきます。

・相手の英語が100%分からない
 →どうすれば、相手の言っていることを理解して、コミュニケーションを続けられるのか

・自分が英語で話そうとする時、正しい単語や文法がすぐに思いつかない
 →すぐに思いつく単語や文法で、どのように相手に自分の意図を伝えるか

先生は、生徒の英会話の練習相手となり、生徒がつまづいている問題の解決スキルを身に付けていけるよう、ガイドしていくことに徹します。

実践練習が中心のレッスンですので、文法や単語の言い間違いもたくさんあると思います。しかし、間違えたことを「学び」に変えていくことで、上達していきます。

だからこそ、このステージでの学習は 「使う」→「間違える」→「学ぶ」なのです。

このステージの学習を繰り返すことで、あなたは英語の知識を「コミュニケーションのために使う」ことが出来るようになります。

バイリングアでは、このステージの学習を、生徒が楽しく乗り越えられるように工夫してレッスンをしていきます。

安心してお任せください!

英語が「活動の手段」であるステージ

学習のテーマ=「英語で」読む・見る・学ぶ

先生の役割=共に学び、意見を交換する相手

このステージは、最終レベルであり、学習者が自立して学びを続けていけるステージです。
このレベルに達すると、多くの人は以下の2つのことに気がつきます。

1. 学ぶことは尽きない
2. 「英語で」学ぶことが出来ると、国際的な学習リソースを使って英語以外のことを学べる

これはとても重要な発見です。

英語自体が「学習の対象」であったのが、「英語で」何か別のことを学ぶ、という風に、英語が新しい知識や情報を得る「手段」となるのです。

つまり、あなたは知識を得るため、スキル習得のため、情報の取得のために「英語」を使うステージにいるのです。

ここでの先生の役割は、ディスカッションのパートナーという立ち位置に変化します。

あなたが見た素晴らし映画について、あなたが感銘を受けた本について、ネイティブの友人と白熱して話している時のように、先生と会話をしていきます。

英語の細かいニュアンスや、使うべき単語の違い、文章の構造などについて学習しながら、いかに「ネイティブスピーカーのように」英語を操れるようになるか、を学習していきます。

ディスカッションのトピックは、もうあなた次第です。興味のある題材について、見たり、聴いたり、読んだりしたことを、アウトプットして先生とディスカッションしていくうちに、あなたの単語力や表現力、理解力は、自然に洗練されていきます。

このステージでは英語で話すということ自体が目的となり、レッスンを継続するに従い、上達は自ずと起こるのです。

バイリングアが目指す学習のゴール

バイリングアメソッドでの学習のゴールは、生徒が「離」のステージに行くことです。

この「離」とは、先生や学習から「離」れるというわけではなく、「教えてもらう」ことから「離」れることを指します。

「自分1人でも問題なく海外旅行をする」ことが目的であれば、もちろんそれが自立的に出来るようになることを指しますし、もし、旅行中に英語でのコミュニケーションで何か問題が生じたとしても、自分1人で解決出来るようになることです。

会社で毎日書かなければいけない英語のEメールも、間違いに自分で気がついて自分で直せるようになったり、調子が良ければ、ユーモアを交えたジョークなども入れてより相手との関係を良くすることが出来るようになったりことです。

ここで大事なのが、「何のための英語をマスターするのか」を明確にすることです。

だからこそ、私たちは必ず生徒様と学習目標について話し合います。

必要であれば、常にそこに立ち返り、生徒様と講師とで同じビジョンを持った上で、学習を続けていきます。

あなたへのメッセージ

最後に1つだけ、メッセージがあります。

あなたが「長年英語を学習してきたけれど、話せない!」というフラストレーションを抱えているとしたら、それはあなたのやる気や英語の才能が足りなかったわけではないかもしれません

むしろ、あなたが今までやってきた学習が「守」のステージや「破」のステージの学習のみに留まっていたために、スムーズに上達出来なかった可能性が非常に高いと思います。

あなたの上達のために必要なステージの学習スタイルへと学習を変化させていくことによって、今のレベルから必ず上達していきます!

ぜひ、バイリングアであなたの英語力の上達を実感してください!