英語を習得することは、「難しい」と思いますか？
単語や句動詞、スラング、文法など、学習することがありますよね。時々、決して最後に辿り着けない長い長い道のように思えることもあります。
僕自身も、日本語を含め他の国の言語を学んだ経験から、この気持ちはとても良く理解出来
ます。
しかし、大きな視点で見ると、英語の勉強と進め方は、とてもシンプルなのです。
僕が言語を勉強するときに使うのは、実は、たった3つの原則です。
もちろん、詳しく見ていくと、多数の学習の「コツ」があるのですが、今日お話しする3つの原則を使うと、長い道のりのように思えていた語学学習が、カジュアルな散歩に早変わり！
今日は、僕が考える、語学学習の３つの原則についてお話しします。
原則１: なるべく頻繁に学習すること
これは、どんな道を極めるにしても、基本的なことですよね。
ピアノや書道を上達したいと思っても、語学学習でもビジネススキルでも、なるべく頻繁に自分が習得したいスキルを練習する方が、より速く、効率的に上達するに決まっています。
もちろん、理想であれば毎日「勉強」したほうが良いです。
「勉強」まで出来なければ、英語をただ聴いたり、少しでも読んだり、とにかく英語に「触れる」機会を作ることをお勧めします。
毎日少しずつ勉強する場合、レッスンの直前にのみ宿題を必死にやる場合と比べると、単純に５−７倍の学習をしていることになります。知識がどんどん深くなり、上達も速いです。
いわゆる、「塵も積もれば山となる」ですね。
たった少しの時間でも、継続的に、定期的に学習すること、これが本当に大切です！
原則２：「マイ英語」を勉強する
これは、このブログで今までもよく書いてきたことです。
「英語を勉強する」という意識を、「自分に必要な英語（マイ英語）を勉強する」という意識に変えましょう。
自分の目標をまず明確にし、それを達成するために必要な英語を学習することで、モチベーションも高まります。モチベーションが高ければ、より頻繁に学習する意欲が起こり、結果的に速く上達することが出来ます。
例えば、1人で短期旅行をするために英語が必要！と考えている場合は、英語を完璧にペラペラと話せる必要はありません。
その代わり、旅行中に出くわす状況で英語を使えるように準備したほうが実践的で、効果があります。
「英語がペラペラに話せるようになりたい！」という長期的な目標の場合は、これほど単純にはいきませんので、もう少し詳しく分析をしてみましょう。
下の質問に答えてみてください。
「英語を流暢に話せるようになったらどのようなことをしたいでしょうか。」
この質問には、できる限り曖昧な状態で答えない方が良いです。
もし「ビジネスの会議に参加したい」のような大まかな答えでは、次の一歩は明確になりません。「どのようなビジネス会議に参加したいのか」まで掘り下げて考えたてみてください。
例えば、もし答えが「お客さんと、セミコンダクターに関する契約書について交渉する」というものであるとしたら、そのために必要な単語やフレーズ、文法やプロセスなどを勉強することが必要だと、明確になりますね。
さて、ここまでは下記2つの原則についてお話ししましたね。
- 原則１：なるべく頻繁に英語に学習すること
- 原則２：「マイ英語」を勉強すること
でも、3つ目の原則は、この2つよりももっと重要です！！
それは・・・
原則３：英語を楽しく勉強する！
「勉強」と考ると、つまらないイメージが出てきませんか。教科書を使ってあくびをしながら、夜遅くまで勉強する・・・というような印象ですよね。
それって、もちろんやめたいですよね。
僕も、始めていないけどもうやめたいです。笑。
でも、これは“あなたの”英語学習の道です。
つまらなく勉強するのも、楽しく勉強するのも、あなたが決めることが出来ます！
自分が興味を持っていることに関連させて、英語を学習する工夫をしてみましょう。
もしYTが好きなら、動画を積極的に取り入れて学習しましょう。洋画が好きなら、洋画を題材にした学習をしてみましょう。
もちろん教科書も大いに役に立ちますが、現代のテクノロジーを上手に活用して自分で楽しい方法を見つけて良いのです！伝統的な勉強法に縛られる必要はありません。
僕たちのレッスンでは、映画が好きで、洋画を題材として学習している方、英語でポップスを歌えるようになりたい方、職場や自分のビジネスでの必要性ために、交渉の訓練をしている方、芸術品について説明する練習をしている方、さまざまな方法で皆さん学習されています。
共通点は、ただ一つ。
勉強している方にとって、一番面白くて楽しい方法だということです。
いかがでしたか？
今日は、僕が語学を学習する際に活用している「3つの原則」についてお話ししました。
ぜひ、あなたの学習にもお役立てください！