6週間の学習でTOEIC940点を達成!前回より110点UP
オーストラリアの通信性の大学院やトーストマスターズで日本にいながら英語を学習し続けていたShinjoさん。
5年前のTOEICスコア830点から、どのくらい成長したのかを測るため、6週間後のTOEIC試験で満点を取る!と宣言。
バイリングアでのカリキュラム例
Shinjoさんの目標達成のためのキーポイントとなったのは
- ・「期間」
- ・「学習内容の選定」
- ・「学習の負荷」
です。
伸びしろが最も多いパートに学習内容を選定
学習期間が6週間と短期であったため、学習をPart5&6&7に限定
Shinjoさんは、大学院の通信講座やトーストマスターズを通じて元々リスニングのスコアがとても高い方でした。
最も伸び代が多いと感じられたのは、リーディングパートのPart5, 6でした。
これは、英語学習経験が長く、リスニング&スピーキングが得意な方に多くみられる傾向です。リスニング&スピーキングが得意な方は、英語のフレーズや文章を
- ・耳に心地よい
- ・なんとなく自然に聞こえる
というような、勘で判断していることが多いのですね。
Shinjoさんの場合は、特にPart5と6の対策を通じて曖昧となっている文法知識を復習することが、最もスコアアップの可能性を秘めていると思われました。
そこで、特に集中的に学習するのはこの2つのパートに絞りました。
やることを決めると、やらなくていいことも決まります。
短期間で学習を進める場合は、「やらなくて良いこと」は切り捨て、「やるべきこと」に集中することで大きな成果を出すことが出来ます。
「難しい」問題に果敢にチャレンジする
上級者のリスニング対策は、「倍速」リスニング
Shinjoさんは、すでにTOEIC830点という高得点を取得されている方でした。
ここから満点を目指すとなると、それくらい高得点を取ってる方でも、「難しい」と感じる問題を解いていくことで学習をしていく必要がありました。
そこで、リスニング対策は「興味のあるTEDTalkやポッドキャストを倍速で聴く」ことをさらっとご提案。リスニングは、時間に余裕がれば取り組んでいただくようアドバイスしました。
TOEICのリスニングの後半(Part3&Part4)では、リスニングをしながら問題を読み解いていく作業を同時にしなければなりません。日本語でも、「聴きながら、内容に関する問題を解いていく」には、多大な集中力が必要です。TOEICの音源よりも速いスピードの英語を聴きながら情報処理をする訓練を日頃から行なっていることで、本番のリスニングをはるかに簡単に感じながら、試験に臨むことが出来ます。
最近では、YouTubeやポッドキャストには1.25倍、1.5倍など倍速で視聴できる機能があります。それらを活用して、様々な分野、アクセントの英語を、実際よりも速いスピードで聴いておくことをお勧めします。
(*この方法が有効なのは、上級者です。ネイティブスピードで聴いている時の理解率が80%以上であれば、効果がある学習方法です。)
リーディングは、満点獲得のための難問ばかりを扱うテキストを選定
リーディングは最も伸びしろがあるパートでした。
上級者でもつまづくような問題を
解く→正解の導き方を理解する→復習する
というサイクルを6週間徹底的に繰り返していきました。
毎日学習する時間を決め、学習が終わった後に成果を報告していただいていたので、計画的に、そして効率的に大量の学習をこなすことが出来ました。
ご本人のレッスンに関する感想
バイリングアでは特に決まったカリュキュラムがあるわけではなく、完全に個人に合わせたオーダーメイドの学習プランをもとに学習を進められる点が非常に有効だと思います。
先生のアドバイスは適格で無駄なく効率的な学習ができました。
自分ひとりでやっていたら全く違った結果になっていたと思います。
下記は、ご本人へのインタビューです。
1)あなたのTOEICの目標スコアはいくつでしたか?また、その目的は何でしたか?
目標は990点。
特に根拠はなかったのですが、とにかく高得点を取ってやろうと思っていました。
2) 目標スコア達成のため、バイリングアからの課題も含め、どんな風に日々英語を学習しましたか?出来るだけ詳しく教えてください。
この度2023年2月にTOEICを受けたのですが、過去TOEICを受けたのは2018年に一度だけでした(ちなみにその時のスコアが830点)。
自分自身何が課題なのかわからない状態でした。
そこで先生からの最初のアドバイスは、課題を発見するために公式の模擬試験をやることでした。 結果はListeningよりもReadingに大きな伸びしろがあるということで、それからTOEICまでの5週間は基本的にReading対策だけやりました。
実施した内容は週5日(月~金)毎日1時間先生が私の英語レベルに合わせて先生がチョイスしてくれたリーディングの問題集をやりました。
毎日の自分でやった問題集の回答と結果の内容を先生に報告し、週に1回のバイリングアのレッスンの中で私の弱点を克服するためのポイントについてアドバイスをもらって、次の週も同じことを続ける。基本的にはこの流れを5週間繰り返した形です。
毎日1時間自主学習をやると決めたのですが実際は仕事で出来なかった日もあるので、その分は他の日に多めにやって調整することで、最終的に計画した量をこなすことはできたと思います。
3)バイリングアの授業を開始して、あなたの英語学習に対する考え方やモチベーションはどのように変わりましたか?
今回はTOEICに特化して英語のレッスンを受けたため、最初はスコアの向上以外は正直期待していませんでした。
しかし、実際一定期間集中的にReadingの強化に向き合ってみると、今までずいぶん文法的にあいまいだったり、わからないまま何となくやり過ごしていた部分の理解が深まり、最近では英語のニュース記事なども積極的に読むようになりました。
4)バイリングアの授業を開始して、あなたの英語力は向上しましたか?
英語力は相当上がったと思います。
TOEICはSpeakingやWritingがないので英語力のすべてを表すものではないと思いますが、スコアがたった5週間で830→940にアップしたということは明らかに違うレベルになったということだと思います。
5)バイリングアは、英語学習を通じて、あなたの人生の質・幸福感を高めることに貢献できましたか?
今回TOEICスコアの向上という非常に短期的な目標に向かってレッスンを受講しました。
普段なかなかチャレンジしない事に挑戦して成功体験が得られるとすごく気分いいです。
次の目標を設定したいという前向きな気持ちにもなれるので、現在は早速次の目標に向かって少しづつ勉強してます。
先生からのコメント
今回の目標に対しては「6週間で、どれだけ課題をこなせるか」が大きな鍵でした。
Shinjoさんは、朝の時間を活用されて学習に集中していましたが、「決めた量の学習をやり切る」姿勢は、まさにアスリート並でしたね。
そして、「学習をこなす」だけではなく、現状を分析して、「自分には何が必要か、何が課題なのか」をご自身でも考える視点をお持ちでした。
もともとShinjoさんは、英語力が高い方ですので、それ以上を目指すためには、ご自身が苦手な分野と向き合わなければなりません。そこに対し、真摯に、謙虚に、向上心を忘れずに向き合えた結果が、今回の高得点を生みましたね!
また、そのプロセスを「軽やかに楽しむ」余裕を持たれていたのも、印象的でした。
今後も、新たなチャレンジに、楽しみながら果敢に挑戦してください!