最良の英語学習方法とは!?

誰にでも通用する、たった一つの「有効な学習法」はありません。
でも、”あなたにとって”一番良い勉強法は存在します。

それは・・・あなたの自然な興味に従うことです。

休みの日、気持ちのままにあなたが英語を勉強しようとしたら、どうしますか？

教科書を開いて学校と同じように勉強しますか。多分、そうしないと思います。
恐らく、自分の一番興味のあることや楽しいことに集中すると思います。

英語を話したい方は、「英会話」や「言語交流」に参加するかもしれません。
読書の大好きな方は本を読んだり語彙を勉強したりするでしょう。

そして、それで良いのです。

興味のあることだから、英語で書いてあっても「知りたい」。だから、「読みたい」
伝えたいことがあるから、英語であっても「話したい」「書きたい」。
会話が楽しくて、もっと知りたいから英語であっても「聴きたい」。

学生時代と違って、大人の私たちは、英語を「どうやって」学習するのかを選ぶことができます。だからこそ、ご自身の「楽しい！」という気持ちや、「もっとこうしたい！」という気持ちに素直になると、学習の幅が広がるでしょう。

そうしているうちに、いつしか英語は「学習するもの」という意識が薄れていくでしょう。

ただ、この勉強法には一つだけ弱点があります。
あなたの好みに頼る学習方法なので、「苦手な分野を克服するのが難しい」という点です。

英語には、下記の４つの主なスキルがあります。

• ・スピーキング
• ・リスニング
• ・リーディング
• ・ライティング

この４つのスキルのバランスは、ある程度維持しなくてはいけません。
あるスキルの上達は、他のスキルの向上という相乗効果をもたらすからです。

例えば、自分の考えを英語にするスキルが必要となるライティングを向上させることは、スピーキング力に大いに影響します。また、リーディングによって、出会う英語を増やすことで、スピーキングとの時に使う単語や表現の幅が広がります。

そして、スキル間にあまりにレベルの差があると、効率的に上達する妨げになってしまいます。

特に、中級者以上になると、最も得意なスキルと最も上達を怠ったスキルの間の隙間がだんだん開いてきます。ここから、４つの言語スキルのバランスを維持できなければ、上級レベルに到達するのに苦労することになります。

僕にとって、言語を勉強する理由は他人と会話をするためです。国の言語だけではなく、文化、習慣、歴史などに興味を持つ私は、絶対にスピーキングを優先します。

ただ、スピーキングを重視しすぎると、他のスキルの上達を見逃してしまいます。私の場合は、特にライティングやリーディングの学習を怠ってしまうことが多いです。