
写真:Photo by Photo by Andriyko Podilnyk on Unsplash
突然ですが、下の日本語をどんな風に英語にしますか?
- ・背が高い人
- ・キレイな女性
- ・髪が綺麗な女性
- ・眼鏡をかけている人
- ・そのカフェで読書をしている人
- ・毎朝川沿いをランニングする人
日本語では、「〇〇な・する人」と、どんな人かを説明する内容が全部「人」の前に来ますよね。
ですが、英語の場合は、説明の内容によって、「人」という言葉の前に来る場合と、後に来る場合があります。
今日は、それを明確にして、ネイティブにも正確に伝わる英語を作れるようにしていきましょう!
今回も、ブログの最後に練習問題を用意していますので、ぜひ取り組んでみてくださいね!
#1 形容詞を使う
最初の2つは、形容詞を「人」の前に置く形で表現します。
・背が高い(tall) 人(person)
・キレイな(beautiful) 女性(woman)
日本語と全く同じ語順で良いので、簡単に英語にできますね!
ただし!
ここで忘れてはいけないのが「冠詞(a/an/the)」です。
英語では、名詞を説明する際に、その名詞の数をa/anを付けて明確にしたり、それを一度言及したかどうかをtheを付けて明確にしたりする必要があります。
冠詞については、今後しっかり学習する機会を設けますので、上の例では「1人の」を表すaを使いましょう。
・背が高い人 → a tall person
・キレイな女性 → a beautiful woman
#2「身に付けているもの」はwith/wearingを使って「人」の後!
ここからは、ちょっと日本語と英語で違う考え方をする必要があります。
・髪が綺麗な女性
・眼鏡をかけている人
この2つの場合は、どちらもその人が何を「身に付けているか」の説明をしています。眼鏡や洋服などは分かりやすいと思いますが、髪や目の色なども、英語ではその人がどんな特徴を「身に付けているか」と考えます。
その場合は、with/wearingという英語を使って、「人」の後ろに説明する内容をおきます。
・髪が綺麗な女性 →「髪がキレイ」という特徴を身に付けている女性
→a woman with beautiful hair
・眼鏡をかけている人 →「眼鏡」を身に付けている人
→a person with/wearing glasses
#3 「動作・活動」を説明する場合は、関係代名詞を使う!
「関係代名詞」と聞いて「うわ!」と思ってしまう方・・・大丈夫です!
ここでは、とてもシンプルに使い方を説明します。
関係代名詞に苦手意識がある方は、まずは今日ここで説明する使い方を理解し、マスターしてみてください!
・そのカフェで読書をしている人
まずは、「人」の部分は、誰でもいい1人の人、ではなくて「そのカフェで読書をしているその人」ですから、限定されています。
この場合は、「人」の前にはtheという冠詞を使いましょう。
・人 →the person
その後ろに、関係代名詞のwhoを使って「そのカフェで読書をしている」という部分を英語を作ります。
・そのカフェで読書をしている
→who is reading at the café
繋げると
・そのカフェで読書をしている人
→the person who is reading at the café
次の文も同じようにやってみましょう。
・毎朝川沿いをランニングする 人
1.まずは「人」を英語にする
人→the person
2.「人」の後に関係代名詞のwhoを付ける
人 →the person who
3.「毎朝川沿いをランニングする」を英語にする
毎朝川沿いをランニングする
→goes running along the river every morning
4.全てを繋げる
毎朝川沿いをランニングする人
→the person who goes running along the river every morning
いかがでしたか?
こんな風に小さなステップにすることで、分かりやすくなったかなと思います。
下に練習問題を用意してみました。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!